どうも葉山です。
寒暖差が激しい時期になりました。
葉山が今住んでいる場所だと、最低気温が9℃、最高温度が24℃らしく
こんな高飛車並みのジェットコースター気温に晒されながら
今日ものうのうと日々を生きています。
今更ですが、キタニタツヤの新曲が出ましたね。
「ずうっといっしょ!」という表題です。
親友の結婚式で披露した曲ってこれなのかな、
すごく重い愛を感じるキタニらしい曲です。聴け。
武道館も成し遂げましたし、これでキタニもトップスターの一員というわけです。
すごく誇りに思います(どこ目線) ゆっくり休めキタニ。
さて今回は、国際バカロレア系の進路についてちょっと書いてみようと思います。
以前どこかの記事で国際バカロレアの資格や進路についてちょこっと触れたと思いますが、
今回はより具体的に、どんな大学がおすすめか葉山の所感をまとめてみようと思います。
様々な口コミサイトとか進路系サイトを眺めながらまとめているので
葉山の感想と、サイトの感想が入り混じった微妙な形になると思います。
国際バカロレア資格と進路
名前の通り、DPを取得した人・取得見込みの人が受験できるものです。
スコアや取得科目要領などが各大学で規定されており、合致すれば応募可能です。
【IBDP】DPって受験どうするの? どんな入試方法をすべき? - IBDPについて:現役DP生の日常
国際バカロレア資格を取得していると、
「国際バカロレア入試」という枠組みで大学に出願できます。
これは海外大学にも使える資格ですが、国内大学でも様々な場面で使用可能です。
点数の指定や科目の指定など、こなすべき要項は多いですが
(ゆーて共通テストでも指定科目があったりするので感覚的には等しいのでは)
自分に合っている科目を最大限活用しながら受験できます。
また、国際バカロレア枠入試のみならず、
自己推薦選抜や帰国生入試など他の入試でも国際バカロレア資格を使って
受験をすることが可能です。
ただし、
自己推薦枠:他の輝かしい功績を持っている人も同じように受験する可能性が高い
帰国生入試:海外在住の条件/同時に提出すべき英語資格の点数が鬼高い
ので、それぞれの枠でもメリット・デメリットがあります。
試験科目も、(大学によりますが)
小論文と面接、書類選考によるものがほとんどです。
比較的共通テストよりも簡単にできます。多分。
ということで、今回は「国際バカロレア選抜」に限定して
国際バカロレア選抜を国内で実施している三十数校の中から
おすすめの大学を何校か紹介していきます。
おすすめの大学紹介
1:筑波大学
お馴染み筑波大学。
国際バカロレア入試は、7月入試と10月入試の二種類を実施しています。
10月募集では全学群に出願することが可能です。
なお、7月募集では取得見込み者は出願できないので要注意です。
(てっきり葉山は10月ができないと思ってました、危ない危ない。)
筑波大学といえば、何と言っても「学び」を追求する高次な姿勢でしょう。
茨城県つくば市とかいうもう学校の名前が市の名前になっているほどの学園都市。
近くにはNASAもあり(葉山は昨年度、実際にオープンスクールに伺いましたが
めちゃくちゃ大きなロケットがあり驚いたのを覚えています。)
筑波大学は開かれた大学、学際融合・国際化への挑戦を建学の理念とする、未来構想大学と自らを位置づけます。文系・理系から体育、芸術に及ぶ学問を探究し、グローバル・リーダーの育成を目指す、真の意味での総合大学=Universityです。最先端研究拠点TSUKUBAの中核として、人類が共存共栄する世界の実現に向かって行動します。
筑波大学って、「学部」「学科」という定義がないんです。
「学群」だったり「学類」だったり、名前が異なっています。
その要因として最も大きいものが、このように
「国際的に多様性を持った学習を実現する大学」だからだと言えるでしょう。
特に葉山をはじめとする我々DP生は国際的な視点をDPで養っているわけですから、
めちゃくちゃ興味深い学びを得ることができるのではないかと思います。
あと併願が可能な大学です。
個人的にはかなりDP生にお勧めしたい大学ですね。
ですが葉山の代で受験する人が増えると倍率が増えてしまうので
来年度のみなさんから、お願いします。
2:上智大学
英語の名前が「Sophia Univ」とかいうのも何だか格好良くて魅力的(三歳児の感想)。
この記事を書くときに隣の理系民ちゃんにも意見を求めたのですが、
まず名前が上がったのがこの大学でした。
上智大学での学びに退屈な環境はありません。主体的、能動的、積極的な学びに対して、その情熱に応えるための学びの環境がここにはあります。
グローバル教育はもちろん、専門分野についてじっくり学べる環境が魅力です。
葉山も上智の国文学部めちゃくちゃ興味がありました。
1:国内外のインターナショナルスクール・海外IB校出身
2:日本の一条校出身
とのこと。
海外留学中のDP生は主に1で、
国内高校のDPプログラムに参加しているDP生は主に2に出願します。
これ要注意なのが、
1と2で受験できる学部が異なっていること。
2024年度の要項を引っ張ってきます
https://www.sophia.ac.jp/assets/uploads/sites/2/2023/05/2024ibnyushi_1st_application_proc.pdf
https://www.sophia.ac.jp/assets/uploads/sites/2/2023/05/2024ibnyushi_2nd_application_proc.pdf
こんな感じになってます。
特に葉山は文系なので文学部をよく見るのですが、
第二期の募集だと「国文学科」の募集がないんですね。
葉山の高校は一応日本の一条校(だと思ってる)なので、
第二期での募集になります。つまり国文学科に行けない。
葉山が上智を断念した理由はこれです。遠い昔の記憶ですが。
科目必修もかなり細かく設定されてます、気をつけて見てね。
岡山大学
ちなみに前者ですと、PYP(DPの小学生版)の教員免許を取得できます。
葉山も一時期候補にしていました。懐かしい。
(まだ普及が十分でないことも相まって)
かなり「バカロレア入試の先駆者」的な役割が強い大学です。
葉山は入試関係者の方と一度お話ししたことがあるのですが、
とても国際色豊かな先生で
初対面の人となら陽キャ並のテンションで話せる葉山にとっては
「この学校の先生絶対おもろいやん」と思わせてくれた
とても好感の持てる先生が多いです。
岡山大学は、「自然と人間の共生」に関わる、環境、エネルギー、食料、経済、保健、安全、教育等々の困難な諸課題に対し、既存の知的体系を発展させた新たな発想の展開により問題解決に当たるという、人類社会の持続的進化のための新たなパラダイム構築を大学の目的とします。
このため、我が国有数の総合大学の特色を活かし、既存の学問領域を融合した総合大学院制を基盤にして、高度な研究とその研究成果に基づく充実した教育を実施します。
かなり自然系とか理系分野に強い学校のような理念を掲げています。
もちろん文系もそれなりに充実しているんですけど、
一番の特色はきっと「外国人教諭が比較的多い」ことだと思います。
文学部をずっと見てみると、言語文化学の教員は半分くらい外国人の先生でした。
学部や学科によっていろいろ違いはあるものの、
国際色豊かな学びができるのは、我々DP生の環境をそのまま引き継いでるみたいで
なんだか好感が持てますね(どこ目線や)
国際バカロレア入試で特筆すべきことは主に三つ。
- 若干名じゃない
- 書類選考のみでいける学部がある
- 合格締め切りまでの期間がかなり長い
1についてはメリットでもデメリットでもない気がします。
2024年度の入試要項では、それぞれの学部における募集人員がかなり細かく設定されており、
特に理学部では全体を通して3人。ちょっと狭き門になりそうですね。
ですが特筆すべきは2と3。
面接する学部もありますが、
文学部や経済学部、理学部は書類審査だけで合否が決まります。
加えて、合否発表&書類締め切りが2月。
つまり、他に志望した大学の合否を見て大学に行くか行かないかを決められる。
ひどい言い方ではありますが、
融通が効きやすい大学です。
とか書いたらあまり好感を持たれそうにないですが、
それでも研究内容だったり国際色豊かな校風は
間違いなくDP生の環境には合っていると言えるでしょう。
他にも
パッと思いついた大学を3校ほどまとめてみましたが、
これ以外にも様々な大学がバカロレア入試を実施しています。
国際バカロレア生お馴染みのUniv-itや
EDUBALなどにも
たくさん大学の紹介が載ってます。
葉山には全てをまとめる時間がないので
どうにかこういうサイトを駆使して志望校を吟味していただければ
より視点が広がりやすいんじゃないかと思います。
そろそろ夏だし、オープンスクールの日程も決めたい時期ですからね。
ではでは〜。