IBDP体験記 現役DP生が国際バカロレアを解説してみた

不定期更新。国際バカロレアについて現役生がぶっちゃけます。

【IBDP】 生物のSummativeを受けてきました。

ども葉山です。

花粉症の季節がやってきていますので

周りの友達がずっとげふんげふんしています。

葉山は特に花粉症はないので(頭痛と目が重いだけで済んでいる)

テスト中にげふんげふんしている友人の声を聞くと

なんとしんどいことだろうかと慮るばかりです。

 

さて今回は、IBDP回兼ちょい雑談的な感じです。

タイトルにもあるように

生物のSummativeがありました

 

ということで今回の感想と準備したことについて紹介します。

きっとの対策方法に役立つかなと思ってまとめていこうかな、と。

 

 

 

 

主なSummativeの日程

 

生物の課題については以前の記事で説明しましたが、

hayamaibdip.hatenablog.com

 

生物の外部評価課題はSummative Testで行われています。

それぞれ、Paper 1, Paper 2, Paper 3の三種類です。

 

このうち、Paper 1 と 3 よりもPaper 2のほうが所要時間・配点が長いので

今回のテストではPaper 1 / 3と 2をそれぞれ別日で行う、

二日間の試験方式で行われました。

 

もちろん本番の試験もこんな感じで

hayamaibdip.hatenablog.com

二日間に分けて行われます。

そう考えたら今回の試験方式はほぼFinal Examのスケジュール通りになってたということ。

なるほど、時間の割き方がうまくイメージできた気がします。

 

各Paper ごとの内容について

 

今回のテストはMock前最後のテストとなりました。

そのため、思ったよりもちゃんと復習する意識が向いたような気がします。

特に葉山の学校のこういうタイプのテストについては

過去問から問題を引っ張ってきているので

いかに過去問を解いたかによって点数が決まると言っても過言ではないです。

こういう観点ではかなり暗記ゲーだったと思います。

 

だからこそ、Paper の内容をしっかりと確認したことや

過去問を要点だけでも見返しておくということが今回のテストの要になりました。

ではこれから、葉山がどんな感じで対策をしたのかまとめてみようと思います。

 

 

葉山の各Paper 対策法

 

Paper 1

 

これは断言します。

脳死周回しました

4択で当たるという簡単な構成に、難しい語彙を一気に抑える手法。

なんと楽しいことか、と思いながらもう無心でやってましたね。

 

まずは一周すべての単答問題を解きます。

記憶に定着させるためには3周がベストらしいですが、

今回はあまり時間がなかったので(何せ他のレポートが立て込んでまして、

特に音楽。分析。本当におわんなくて土日の半分それで終わりました)

1周ですべての問題を記憶する勢いでやりました。

 

よく東大の先輩に映像記憶の持ち主がいるみたいな話を聞くのですが、

一瞬見ただけで物事を理解できなくても、

物事の本質というか、核というか、そういうものをつかんでしまえば

大体の事柄は説明できます。葉山の持論です。

そういう理論って、大体理系も文系も共通しているから考えやすいです。

だからこそその核を捻くれて表現してくる数学が大嫌いです。

感覚論になりましたが、すべての事象はある程度概念的に共通するってことです。

哲学で言えば現象的概念とか統一性、って言われるらしいですが

ちょっと葉山は哲学に詳しくないので割愛します。

 

とりあえず単答問題は間違えた選択肢をひたすらに解きなおしましたってことです。

 

Paper 3

 

Paper 1の対策をある程度終わらせる、あるいは同時並行くらいで問題を解きました。

今回の出題は過去問からですが、何せ文章題となると範囲が広くなりすぎるので

特にPaper 3の特色である

選択科目

の文章問題を周回していました。

 

選択科目というのは各学校で選択する余地が残されている科目のことで、

葉山の学校だと生物多様性とか種の繁栄とか自然選択とかその辺の領域をやっています。

この選択科目に関する問題は、外部評価の中でもPaper 3にのみ出題されます。

そのため、過去に選択科目の問題集として渡されていたプリントをひたすらやりました。

 

ですが葉山は、

練習問題の時に長文能力を紙に使うことを

非常に面倒だと感じるタイプです。

書く時間が無駄だと思えてきて、最終的に日本語が書けなくなります。

なので、文章に起こすときに困らないよう

得点源となるポイントを理解しながらちまちま組み立てる感じで書いてました。

なので文章になってないです。

ただ適当にはめたパズルみたいになってます。

本番は流石に接続詞上手く使いながらまとめたけどね。

 

Paper 2

 

Paper 1 / 3の対策になんやかんや時間を使いすぎたので(二日くらい)

なんと葉山、Paper 2の対策を前日の夕方まで何もしていませんでした。

友人(大天才ちゃん)が

「んなの一時間あればいけるよ」とか言ってましたけど、

葉山はそんな大天才じゃないので一時間で問題を解くことは諦めました。

 

じゃあ何をしたかというと、自習時間の二時間+放課後の一時間を使って

全過去問の回答得点源を書き出してました。

一時間で全部の問題を解くことができなくても、

三時間で答えを見ながら書いて、読み上げて、記憶してました。

なら三時間で全単元の問題を解いても良かったんじゃ

 

このときに注意したことは、データ分析の内容はまとめないってことです。

データ分析って即席で出されたデータについてコメントするだけじゃないですか。

なのでこのデータがこうで、という話を事細かに書く必要はないし

はっきり言って、ここに時間を割くのは無駄だと思ってました。

大体こういう問題は

「どちらも〜(共通点)な一方で、〇〇の方が〜(定量的な相違点の提示)」

って書いとけば点取れます。不安ならこの形式を量産すればいい話です。

この比較対比の法則(葉山が名付けました)はおそらく一般受験なんかでも

特に小論文とか使い勝手いいんじゃないかな、と思います。

 

あとは当日の朝めちゃくちゃ早く学校に行きまして、

なんならテスト会場に行って(教室)

掃除用具のスプレーくんを自分の席に置いて、最高得点である「7点問題」の

過去問の特徴をひたすらに講義してました。

得点源とか流れに沿って丁寧に説明したおかげで、

過去問にあった七点問題の話は全部頭に入りました。ありがとう掃除用具。

 

感想

 

一番良かったなーって思っているところは、

要点をもとに説明する

という意識が思ったより働いたことです。

 

論を書く前に、書くことをある程度メモにまとめるのですが

このときに「これ書けば得点が1ついて、あとは……。」みたいな感じで

ここで点を取れ、と言わんばかりの書き方をすることができたのは、

というかそういう書き方に意識を向けることができたのは

今回一つ大きな挑戦になったかなと思います。

 

あと余談ですが、

春先に推しのコラボカフェが兵庫でやるらしいので

生物の点数8割超えたら、親に交渉したくてがんばりました。

推しと目標って大事です。んやんや〜♪

 

ほぼ雑談会になってしまった。

ではこの辺で。